武田と今川、北条の間で【甲相駿三国同盟】が結ばれたせいか。
この三カ国は、一瞬、昔から同盟関係が築かれてきたかのようにも思えますが、互いの利権(領土)が絡んでいるだけに話は簡単ではなく、紆余曲折を経て成立します。
今回は、その紆余曲折の一つ。
突如、亡くなった二人の後継者候補に変わって今川義元が還俗します。
しかし、そこに立ちはだかる者もいて……戦国ブギウギ武田三代記vol.9は、義元が跡を継いだ今川家に注目です!
◆前話を読みたい!という方は以下のリンクからご覧ください
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信玄の初婚相手は上杉朝興の娘 どんな夫婦だった?マンガ武田三代記8
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元服

◆武田晴信の「晴」の字は、12代将軍・足利義晴からの偏諱で「晴」の一字をもらいました。
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足利義晴の生涯|奮闘し続けた室町幕府12代将軍は義輝や義昭の父親だった
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信玄は仏門入りしてからの法名であり、大僧正という格まで買っちゃってます。
ただ、それが後世で思わぬ悪影響も出ていまして……。
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信玄と謙信“真の勝者”はどちらだと思います?日本無双之名大将という評価も
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戦国パンデミック

◆不自然すぎる。暗殺されたんじゃないの?
と思えて仕方ないのが、今川氏輝とその弟・彦五郎の死です。
今川氏親の跡を継いだ二人が同時に亡くなってしまうのです。普通に考えたら毒殺やら何やらの暗殺かと思うのですが、特に死因は明確にされておらず、とにかく今川家の情勢が一気に動きます。
後継者

◆来ました、『今川リベンジャーズ』です!
タイムリーパーは太原雪斎なのか、今川義元なのか。
兄二人を亡き者にして、【今川卍會】を牛耳ろうとしている図。
花倉の乱

◆今川義元は兄の玄広恵探と対立。
【花倉の乱】にて撃破し、いよいよ今川家の跡を継ぐことになりました。
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花倉の乱で今川義元が兄の玄広恵探と激突!花倉城を落として今川の家督を得る
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福島正成(くしままさしげ)は、かつて信玄が生まれるときに甲府まで攻め入った今川家の剛の者でしたが、太原雪斎の戦略戦術には勝てませんでした。
外交方針

◆北条と手を組み、武田と敵対していた今川家。
義元と雪斎の時代になり、武田と講和するという、なかなか大きな転換点を迎えました。
武田と味方になれば北条への牽制にもなり、本拠である駿河から、遠江や尾張への侵攻もしやすくなるという計算でしょうか。
京娘

◆ドラマや漫画では高慢ちき高飛車な公家女性に描かれがちな三条夫人(三条の方)。
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三条夫人の生涯|信玄の正室は本当に高慢ちきで何もできない公家の娘だったのか
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あくまで物語のイメージであり、それほどの悪女ではない気もします。
実際、三条夫人の人脈を使って顕如などとの連携も取っていましたしね。
姑問題

◆後に信玄も警戒していたのが今川義元の実母・寿桂尼。
桶狭間の戦い後、動揺する今川家を取りまとめ、大名家として運営できたのは彼女のお陰だったとされます。
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寿桂尼の生涯|信玄にも警戒された女戦国大名が今川家と孫を守り抜く
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あるいは女城主・井伊直虎の見本的存在だったという指摘も。
信玄の姉が一番怖いようにも思えてきますが……。
同盟強化

◆北条早雲(伊勢宗瑞)に始まり、北条氏綱、北条氏康と、よくもまぁ傑物が三代も続いたものです。
彼らでなければ上杉家にあっという間に潰されていたでしょう。
ともかく今川家と北条家がぶつかることとなりました。
いわゆる【河東の乱】です。
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漫画:アニィ高橋
文:五十嵐利休
【参考】
柴辻俊六/平山優/黒田基樹/丸島和洋/柴裕之/鈴木将典『武田氏家臣団人名辞典』(→amazon)
武田氏研究会『武田氏年表 (信虎・信玄・勝頼)』(→amazon)
平山優/株式会社サンニチ印刷『信虎・信玄・勝頼 武田三代』(→amazon)
ほか











