土曜日の再放送に合わせて、大河ドラマ『豊臣兄弟』をマンガで振り返る――。
第14話の見どころは何と言っても「金ヶ崎の退き口」ですね。
ほぼ一話丸ごと描かれたのは、秀吉の出世ストーリーには欠かせない重要な一戦だから……ということで、さっそく本編へと参りましょう!
実力差

◆前回の放送で浅井長政相手に容赦ない相撲を取っていた織田信長。
今度は自分が追い詰められ、見事なまでに冷静さを失います。
撤退

◆浅井長政に裏切られたとき、信長は当初
「ウソだろ? 妹を嫁がせただけでなく、北近江のポジションもちゃんと保証してやってるじゃん!」
と、全く信じられなかったようです。
織田信長の事績を記した貴重な史料『信長公記』にもそのことが描かれています。よほどのことだったんですね。
兄の覚悟

◆個人的には、破傷風の危険性がハンパないな……とガクブルしている次第です。
以下に関連記事がございますので、よろしければ後ほどご覧ください。
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戦国時代最強の毒はウ◯コ(破傷風)なのか? 合戦では矢じりに塗っていた?
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薬

◆家康と言えば、やっぱりコレ!
三方ヶ原の戦いで信玄にボコられ、逃げる途中の馬上でウ◯コを漏らしたという逸話ですね。
「焼き味噌伝説」と呼ばれまして、詳細は別記事をご参照ください。
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武田軍にビビッた家康が“大”を漏らしたってマジ? 三方ヶ原の焼き味噌伝説
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戦略

◆史実では池田勝正も殿(しんがり)を務めていました。
しかも3,000の兵を率いて、実は「金ヶ崎の退き口」の主役だったのでは……という話もありますが、ここは『豊臣兄弟』の世界線。
野暮は言ってはイケマセン。
案山子

◆さすが竹中半兵衛、「味方を安心させるため」とは、なかなか面白い視点ですね。
棘

◆『鬼滅の刃』の「透き通る世界」にも見えますが、同時に『呪術廻戦』ナナミンの「十劃呪法(7:3のやつ)」のようにも見える。
ポワ~ンとしたあの妹がめちゃめちゃカッコよくなってますやん!
ヒロイン

◆豊臣兄弟の母・大政所と、豊臣秀長の妻である慶さん。
嫁姑ですが、史実における両者の関係が悪くなかったことを示す記録も残されています。
千利休が自害へ追い込まれたとき、それに付随して一緒に殺されそうになった僧侶を、大政所と慶が嘆願して命拾いしているのです。
ドラマの中で二人を近づけたのは、その場面が描かれる予定だからですかね?
史上最大の権力者となっていた豊臣秀吉が、どれだけ恐ろしい表情をしているのか。
なお、今回の「金ヶ崎の退き口」では描かれませんでしたが、京都から岐阜への帰路で織田信長が狙撃され、危うく一命をとりとめています。
その詳細はこちらの別記事「金ヶ崎撤退後も危険だった京から岐阜への道」をご覧ください!
◆『豊臣兄弟』総合ガイド|秀吉と秀長の生涯・家臣団・政権運営等の解説
参考文献
太田牛一/中川太古『信長公記』(2013年10月 KADOKAWA)
岡田正人『織田信長総合事典』(1999年9月 雄山閣)
文:五十嵐利休
【参考】
豊臣兄弟/公式サイト



