土曜日に再放送に合わせて、大河ドラマ『豊臣兄弟』をマンガで振り返る――。
第13話の見どころは織田信長を慕い、若狭への出兵を「静観する」と決めた浅井長政、両者の行き違いでしょう。
父の浅井久政と、朝倉家の朝倉景鏡から執拗に詰められた長政は、結局、織田家への裏切りを決意……ということで、さっそく本編へと参りましょう!
嫁の正体

◆一家の結束を強めるため、家臣に娘を嫁がせたり、あるいは家臣同士で婚姻を結ばせたり。
姻戚関係の確立は主君にとって非常に重要な仕事でもありました。
豊臣秀長は、このころ秀吉ではなく織田信長の直臣であり、婚姻が提案される可能性はあったでしょう。
安藤守就の娘である可能性もゼロではありません(守就の娘は竹中 半兵衛に嫁いでいます)。
ただし、秀長の妻である慈雲院は非常に謎めいた女性で、出自は一切不明です。
千利休自害のとき、同様に罰せられそうになった家臣を、大政所と共に秀吉へ要望を出して救命したなどの記録は残っております。
改元

◆結局このときの元号は「元亀」に決まります。
足利義昭にしてみれば自身の権威を強調したかったのでしょう。
それだけに信長としては不満が大きかったようで、義昭を京都から追放した直後に「天正」へと改元しています。
そして信長による天下一統の波が拡大していくことになるのでした。
将軍石

◆ナンテコッタイ! わざわざ信長が二条御所に運びこんだ“天下人の巨石”こと「藤戸石」が欠けちまった!
相撲大好き

◆信長の相撲好きは筋金入りです。
総勢1000人を超える参加者の集まったイベントも開かれるほどで実際に家臣へ取り立てられたものもいます。
浅井長政もかなり恰幅は良いはずなんですけどね、四股が足りてないな!
アズキ

◆小豆袋の逸話はお市の方の専売特許。
母ちゃん(大政所)、それを奪ったらあきまへん!
ロックユー

◆ドンドンヒュー♪ ドンドンヒュー♪
と来たら、そりゃQUEENを歌わな!
『敦盛』でもエエから、信長さん、合戦前に士気を盛り上げるのも主君の仕事でしょ!
金盃

◆そう、勝てばいいのです!
挟撃にするならトコトン追い詰めなければ、正月の祝いに、頭蓋骨が並べられることに……その詳細は以下のマンガへ。
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正月の酒宴「浅井と朝倉の首」を肴に酒を飲む|信長公記104話
続きを見る
小豆

◆結局、送るんかーい!
劇中では柴田勝家の忍びが急を知らせる展開でした。
実際は複数の情報が飛び込んできたようで、長政の裏切りを信じられなかった信長はしばし事態を受け止められなかったようです。
なぜ長政が裏切ったんだ!
その詳細は別記事「信長が浅井長政に裏切られた理由」をご覧ください!
◆『豊臣兄弟』総合ガイド|秀吉と秀長の生涯・家臣団・政権運営等の解説
参考文献
太田牛一/中川太古『信長公記』(2013年10月 KADOKAWA)
岡田正人『織田信長総合事典』(1999年9月 雄山閣)
文:五十嵐利休
【参考】
豊臣兄弟/公式サイト


