どうする家康感想あらすじレビュー

どうする家康感想あらすじ

『どうする家康』感想あらすじレビュー第41回「逆襲の三成」

2023/10/30

徳川家康が大坂城・西の丸に居座り、天下人となったようです。

北政所が出て行ったことに言及はされますが、なぜ、そうなったのか?という説明はありません。

いったい西の丸の意味とは?

 


どうする説明不足

オープニングからさすがに説明不足ではないでしょうか。

内府って何なのか?

快く思わぬ者がいるのはなぜ?

西の丸に入ることの意味は?

こうした状況を受けて、なぜ家康の暗殺計画まで出てしまうのか?

暗殺を企んだ連中はどういうメンバー構成なのか?

前田玄以をわざわざ「徳善院玄以」と記すあたりも、このドラマの嫌なところでが滲み出てますね。

小手先の技ばかり。

森蘭丸でなくて森乱丸です!」とか、なんだかマニアックな見せ方をして、実際は乱丸らしい暴れぶりもなく、過去作品と同じくいつも通りの美少年像でした。

こんなことの繰り返しでウンザリしてきます。

大野治長がいきなり怒りを見せているのもわからないですよね。

説明不足にもほどがあります。

 


どうする家康の衣装

『麒麟がくる』の光秀にせよ。『鎌倉殿の13人』の義時にせよ。

青年時代は明るい春の緑のような色を着ていて、それが歳をとるにつれ衣装まで暗くなりました。

それが今年は……家康はまだ白い羽織ですよ。

別に衣装が暗くなるのは大河お約束でもない。普遍的な話ですし、身分が高いのに白い服は染料をケチっているようでよろしくない。

『麒麟がくる』の家康の場合、彼の好みが江戸時代以来の渋好みに反映されているという解釈で、壮年期以降渋かったものです。

それが今年はいまだにファンシーなアイスクリームフレーバー色!

ファンクラブグッズじゃないんだから。

これならいっそ、今年の大河関連でやたらと濫用される紫にでもして、スワロスキーでも飾ればよかったじゃないですか。

『ちゃお』の付録シールになって、若い女の子と人生相談できたかもしれないのに、惜しまれることですね。

◆ 松平健が!少女漫画誌「ちゃお」に登場「ちゃおにマツケン登場は草」「破壊力すごい」SNS驚き(→link

問題は衣装だけでもありません。家康の所作がぶっ壊れています。

肘まで見えるような姿勢でよりかかっていたりしますが、当時あの年齢でああいうだらしない格好はしない。

姿勢は芯が入っていないだらしなさなのに、加齢所作ができずに若造じみている。どこまでお子様スタンスを貫きたいのか。

一方、三成と大谷吉継が黒服コンビになるのは一体何なのでしょう。こちらは羊羹の精霊みたいに見えます。

 

どうする演技力の差

家康と治長の対峙は、絶望的なものがありました。

治長の所作が盤石で、どう見ても家康より大物です。二人は大して年齢差があるようにも思えず、これは一体どうしたことか。

そのくせ家康は、周囲から褒められることで大物感を出そうとしているから、逆に小物感が引き立つ。

本多正信にしても、なぜ、こんな臭い演技をさせるのでしょう。

『平清盛』のときはそうでもなかったのに、今回の彼はまるで加齢ができていません。

「ぽーんぽーん」なんていって、何か印象に残ると思いましたか?

あまりに馬鹿げたセリフではありませんか?

ドラマですから脚色が入るにせよ、「本物の正信がこんなしょうもないことを言うかな?」と視聴者に思われたら終わりです。

 


どうするパリピ家康

佐和山で蟄居していた石田三成のもとへ大谷刑部がきて、家康絶好調と語るわけですが……。

宴会でノリノリだというのは何事ですか。他に表現方法はないのですかね。

西の丸の騒音が茶々のもとまで聞こえるほどつつぬけなんですか?

このドラマは“天下”をどう理解しているのでしょう。

せいぜいがモテるとか、パリピとか、イケイケとか、陽キャとか。それだけの価値観しか感じさせない。

あいつらのパーティが派手でムカつく!

それを本気で言ってるようで、あまりに愚かだ。

それにしても、黒田長政がいて官兵衛がいないのはあまりに不自然すぎます。

以下の記事、ドラマの紹介文なんかでは

◆『どうする家康』ファン感謝祭が開催決定 松本潤、松山ケンイチ、杉野遥亮ら登場 (→link

未だに「黒田官兵衛」の文字があるんですけどね。

今作が初大河となる松本は、誰もが知る偉人・徳川家康を演じる。国を失い、父を亡くし、母と離れ、心に傷を抱えた孤独な少年・竹千代は、今川家の人質として、ひっそりと生涯を終えると思っていた。しかし、三河(みかわ)武士の熱意に動かされ、弱小国の主(あるじ)として生きる運命を受け入れ、織田信長、武田信玄という化け物が割拠する乱世に飛び込む。そして豊臣秀吉、黒田官兵衛、真田昌幸、石田三成と次々と現れる強者(つわもの)たちと対峙し、死ぬか生きるか大ピンチをいくつも乗り越えていく。

 

どうするセリフ量の差

三成が出番の後に家康が続く。そして気が付きました。

長々と説明が続いた三成に対し、家康はたったこれだけ。

「まことによかった」

あとはBGMが流れて、顔をねっとりと映す。

なんじゃ、これ?

むろん三成は配慮されていると思います。主演俳優のお友達枠ですからね。

◆ 中村七之助、親友・松本潤との大河ドラマ共演に感慨「父親がこの姿を見たら喜ぶだろうな」『どうする家康』(→link

好きな俳優にこんなことを書きたくないけれども、あえて言います。

「父親がこの姿を見たら喜ぶだろうな」なんて呑気におっしゃってますが、考えるべきはあなたのお父様ではなく、視聴者とあなた自身ではないでしょうか?

お父様がどう思うか。そんなもの、ハッキリ言えば二の次のはず。

こんな、おこぼれをもらって嬉しいというような記事が出ることに失望しましたが……それでも彼はそのおこぼれゆえ、まだ良い扱いです。

だって思い出してみてもくださいよ。

首ごと投げ捨てられた今川義元。

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家康のライバルは、だいたい塵芥のような扱いだったじゃないですか。

信玄なんて、山中に遺体が放置されたのか?と誤解されるようなシーンが流されましたしね。

 

どうする干し柿

大谷吉継が三成に会いにいく場面で干し柿が大きく映ります。

ここは密かに注目しています。

“三成の最期”を描くときに定番である「柿のエピソード」が、松本潤氏の意向により削られた、と文春砲の第一弾で報じられていたのです。

しかし、ここでは干し柿が出されていました。

果たして伏線になっているのか。

それとも、当初は伏線として配置したものの、記事にあった通りに、カットされてしまうのか。

楽しみですね。

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どうしようもない茶屋四郎次郎

七之助さんは扱いがマシだと確信できたのが、茶屋四郎次郎の二代目です。

あのひどい眉毛はなんなのか。

誰がどう見たって過剰すぎて、まさしくコントの世界でしょう。

そしてお笑いだとしたならば、絶望的につまらない。

思えば初代は、気づいたらフェードアウトさせられてましたね。茶を商うことよりマラソンランナースキルが目立った。

そんな雑魚扱いでしかなかったキャラの息子を出されたところで、誰が喜ぶのでしょう……よくもここまで中村屋をおちょくれたものです。

『いだてん』の後にこの扱い。中村勘九郎さんをどうしたいのか。

 

どうする三浦按針

ウィリアム・アダムスが縛られて汚い格好のまま連れてこられます。

いくら捕まったとはいえ、髪や髭の手入れ、着替えぐらいさせたらいかがですか?

非現実的ですし、徳川は虐待を働く連中である、というように見えてきます。何をヘラヘラ笑っているんでしょう。

英語もポルトガル語も大して変わらん、って正信に発言させるのもどうですかね。

中国と朝鮮、日本だけ見たって大いに違う。渡辺守綱あたりに言わせるならまだしも、家康の懐刀がこれでは頭が痛い。

こんな調子だから、カトリックとプロテスタントの区別もついていないのでしょう。

歴史総合の時代なのに、なぜこんなに馬鹿げた描写ができるのか。三浦按針役村雨辰剛さんの無駄遣いにもほどがある。『大奥』との格差が際立ちますよ。

そもそも、なぜ彼を出しますか?

もっと他に出すべき人はいるでしょうよ。

三浦按針のもたらした技術やメリットを無視して、ただの外人さん歓迎イベントにするこのドラマ。

恥晒しとしか言いようがありません。

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小道具班、力尽きる

世界地図がプリントアウトしたばかりのテカテカ感満載だとか。

字が崩字でなく楷書だとか。

直江状が和紙に思えないとか。

ツッコミどころがいろいろありますが、もう小道具さんは完全に力尽きたという認識でよろしいでしょうか。

文春砲第二弾の信憑性がますます増してきます。

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どうする上杉景勝と直江兼続

無口で物静か。

それなのに威厳がある。

上杉景勝といえばそんな描き方になると思っていたら、眉毛ボーン!でキレ散らかすチンピラでした。

直江兼続もただのゲス男。

もう呆れ果てるしかない幼稚な連中です。

この大河は日本の歴史を貶めたいのでしょうか。

 

どうしたしゃべらない家康

【直江状】に対する反応も、揃いも揃ってお子様でしたね。

まず阿茶局がわざとらしく一本調子の「私できる女!」口調の説明セリフでキレ散らかし。

本多正信がいつものクセのある切れ者口調で付け加える。

で、家康は顎に手をやって立っている。

どこまで家康のセリフはカットされるのか。

阿茶局と正信は毎回不愉快で、声が耳に入るだけで頭を抱えたくなります。

口うるさい上杉景勝が出たかと思ったら、何もしゃべらず、ぬぼーっとした主役・家康ってどういうことですかね。

 

どうした「男勝りの阿茶」

「殿のお留守はこの男勝りの阿茶にお任せくださいませ」

って、こんなひどいセリフありますかね?

自分で言いますか?

「殿のお留守はこの阿茶にお任せくださいませ」

これだけで十分でしょうよ。

要するに過剰なキャラ説明なんですね。

『ワタシってサバサバしてるから』の網浜じゃあるまいし、自称するもんじゃありません。

先週、「阿茶だけ立膝なのが鬱陶しい」と書いたところ、散々突っ込まれました。

網浜みたいに言うならこんな感じ。

「ちょっと〜何か見たんですけどw 戦国時代の女性が立膝していたって知らないなんてマジ? そのくせ大河感想書いているとかマジウケるwww どーせ『麒麟がくる』とか見てないんでしょwww バカすぎてウケるんですけどwwww」

これにワタサバ本田ぽく反論しておきましょう。

「ええ、知ってますよ。畳がまだ少なく板敷の時代では、正座ではきついですよね。肖像画や木像も立膝のものはあります。『麒麟がくる』はそれをふまえ身分や性格を問わずに全ての女性がそうしていたのに、このドラマは阿茶局だけがキャラ立ての一環として立膝なのが嫌なのでそう書きましたけど。伝わらなかったんですか?」

というわけで、こんなワタサバじみた阿茶局は嫌いです。

マザーセナに匹敵するほど鬱陶しい女性を出すなんて、本作はセンスがあります。

いくらなんでも乗り込んでくる毛利に阿茶局が対抗するなんてやりすぎでしょう。

そしてこのキャラ付けは『レジェンド&バタフライ』の帰蝶とほぼ同じですね。

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失礼しました、自称がしつこいのは「狸」連呼の家康もそうですね。

どいつもこいつも、かわいげのない網浜さんみたい。

ドラマ版の網浜は好きになれましたが、こちらは無理です。

 

どうするランウェイ感

徳川家臣団がランウェイ感覚で歩き回る場面は、心底、絶望しました。

本多忠勝だ!蜻蛉切だ!

榊原康政だ!

井伊直政だ!

……って、あんなもの見せられて、ただひたすら恥ずかしい。とにかく恥ずかしい。画面を殴りたくなるほど恥ずかしい。

私は大河で使った甲冑を見たことがあります。

軽そうに見えました。それを重量感があるように見せるのは、役者なり演出の力だと思い知ったものです。

それが今年はない。なぜか?

重量や制限される関節の動きすら考慮していないのでしょう。

カッコつけるためだけに槍を持ち込んだり、面頬を意味なくつけたり。

渋谷のハロウィンですか?

大河でんなもんやらないでください。無意味に面頬をつけて俯いている姿はマヌケだと思い至りませんでしたか?

井伊直政のチョビ髭については……往年のバラエティ番組で女性アイドルが演じていたバカ殿にしか見えませんでした。

だいたいここで「天下を取れるぞ!」とか言っているあたり、歴史を知る未来人視点なんですよね。

合戦はスマホゲーのイベントじゃありません。事前に勝敗が見えないから、戦いが成立するんでしょ。

ちなみに、本物のランウェイ感がある冨永愛さんは、時代劇にそなえて鍛錬していたそうです。『大奥』の吉宗もそれあってのオファーだとか。

信玄公祭りでも見事に信玄役をこなされていました。

今年の大河では、そういう鍛錬ができているように思えません。

◆今年で50回目の信玄公祭り 信玄役に冨永愛さん 1300人の武田衆と「いざ出陣」(→link

大河ドラマからではなく、『大奥』から冨永愛さんを選んだ主催者サイドの英断が光りますね。

 

どうしようもないジェンダー感

家康と元忠の場面はなんなのか。

昼間から白い蝋燭をつけています。

蝋燭は高級品であり、普及はもっとあとのこと。何を無駄遣いしているんですかね。

しかも話題をマザーセナの巫女こと千代から切り出す。

もう本当にどうしようもない。

千代は初登場時、家康を坊や扱いしていました。

ならば70近くともおかしくないでしょう。

一体今は何歳ですか?

設定を忘れていませんか?

そんな千代と別れて辛いと言いたいらしいのに、これですよ。

「いや……なに、所詮はおなご。言うことを聞かんかったらバシッとひっぱたきゃあおとなしくなりますわい」

何いってんだこいつ。

このあと家康が怖がっているのはお前だと言うものの、こんなの昭和DV男そのものじゃないですか。

男尊女卑にせよ戦国というより昭和の感覚に思えるもんだから、いちいち生々しくて気持ち悪いドラマだ。

このドラマって、徹頭徹尾、ジェンダー感が昭和あたりで止まっているんですよ。

政治的な力を持つ女は消えるか、過小評価される。

寿桂尼は出てこない。

北政所はいつの間にか消えた。

糸(早川殿)は政治力が消された。

阿茶局は気取っているけど愚か。

あるいは、死にますね。

田鶴。マザーセナ。市。茶々。

愛くるしいのは癒し系だけ。

レーシックお愛。

謎の同性愛設定が出てきたけれども、なんだかんだで夫に従順で側室をしているお葉(西郷局)。

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作り手の時代錯誤感がポロッと出てきて、恥ずかしいとは思わないのでしょうか。

鳥居元忠の忠誠心と覚悟ですら、こういうミニマム感に押し込めるところがまさしく時代錯誤でしょう。

命懸けの覚悟なんてない。ラブラブを見せつけたら死んじゃう――そういう死亡フラグしか認識できないんでしょう。

「あんなかわいい妻がいるのに死んでかわいそ〜」

何がなんでも恋愛を絡めるのって、もはや失笑されるセンスです。

それなのに今年の大河はなぜここまで恋愛脳なのか?

人生の価値観はモテだけ?

仁義礼智信すら理解できませんかね?

◆ 「映画やドラマにセックスシーンは要らない」「いちいち恋愛に発展させるな」若者の声、米調査(→link

マザーセナへの悲恋を中心に置いた『どうする家康』のセンスって、あまりにも時代錯誤。

作った瞬間から腐るドラマを作って、なにが「シン・大河」なのでしょう。

本作が本物の若者向けでないことは明白でした。

本物の若者はガンダムネタで盛り上がりません。

『逆襲のシャア』は1988年。

『あんなに一緒だったのに』が主題歌の『機動戦士ガンダムSEED』は2002年ですよ。

ナウなヤングにバカうけ感覚ですか。

今時の若者はティラミスやナタデココでなく、台湾カステラやトゥンカロンが好きですからね。

◆「どうする家康」家康&三成決別!BGMは「あんなに一緒だったのに」?ガンダムネタ話題 ネット驚きも(→link

 

どうする瞬かない星

このずれた恋愛感は、男同士にも及んでいます。

信長と家康のBLといい、家康と三成の星の下でのBLといい。

あんな瞬きもしない星の下で語り合ったくらいで、一体なんなのですか?

馬鹿げたシチュエーションでも、それらしく演じることのできる三成が哀れ……。

男同士の争いですら、BLバッドエンドでしか描けないとは、どこまでも陳腐な脚本です。

 

どうする地図

コーエーテクモゲームスが協力しないと、まともな地図すら描けないのでしょうか。

なんなんですか、あの江戸と会津若松城の距離が近すぎる地図は。

ふざけていますか?

三浦按針の前に広げた世界地図も、カラーコピーしてきたような質感でしたよね。ディズニーランドのカリブの海賊土産の方が、それらしい質感がありますよ。

 

どうする耳に悪いドラマ

このドラマは耳に悪い。

廊下を歩いてくる連中がどかどか足音を響かせる場面もあります。

履き物を脱ぐ日本でそういう表現方法は妙では? 劇伴はほぼ常におかしい。

そして一番嫌なのは、役者がやたらとイケボにしようと狙っているようで、クセのある喋り方をすることです。

この場違いな乙女ゲーみたいな、はずしたイケボはどうにかなりませんか。ずーっとカッコつけモードで喋られてもウザいだけ。

イケボ狙いは『大奥』に任せましょう。

高木渉さんが堀田正睦、そして津田健次郎さんが井伊直弼を演じます。これには勝てないでしょう。

青年であった序盤はさておき、年老いた最終盤でもイケボ狙いばかりではどうしようもない。

小栗旬さんはそこを踏まえて変えておりましたよ。

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どうする金塊チョコレート

いきなり金塊が出ました。

でも、あまりに軽そうで金塊チョコレートに見えた。駄菓子屋かよ。

◆全部当たり! 駄菓子屋の夢の「金塊」 ゴールドチョコレート(→link

あんなに軽く扱えるわけないんですよね。

そもそも、なぜ銀を出さないのですか?

金銀の小道具に関しては、こんな会話でもあったのでは?と邪推してしまいます。

「金だけではなく、銀も用いてはいかがでしょう?」

「えっ、なんで? 金じゃダメなの?」

「この時代は銀が重要でして。アメリカ大陸、そして日本からの銀が世界史的には大事なんです。明では一条鞭法が制定され、銀が大々的に流通しまして」

「俺は知らないし。何それ、知識でマウントしてんの?」

「いや……世界史では出てきます」

「あのさあ。メダルだって金銀銅だよね。銀とかショボいって常識でわかんねーかな?」

ギリギリの中で苦悩する小道具さんが、さらに追いこまれているのではないか、と心配でなりません。

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どうする破れた盃

茶々と秀頼のいる屋内で酒器を破られてもなぁ。

踏んづけたらどうするつもり?

戦勝祈願の土器割りなら、屋外でやりましょう。

 

もう、はっきり言ってどうしようもない茶々

このドラマって、家康も茶々もひどいからどうしようもない。

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こういう投稿は、狙いがあざというというか、あまりにワンパターンと思えますし。祭りパレードでの扱いにしても疑問が湧いてきます。

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スナイパーである八重であっても、『八重の桜』の綾瀬はるかさんは見物客に銃口を向けるようなことはありえません。

それにこのポーズは火縄銃の銃身に縄を巻いていますが、本来は腕に巻くものです。

袖が邪魔なのはわかります。

しかし、あまりにもマヌケな状態。ウケ狙いだけであとはどうでもいい――そんな制作陣の姿勢が伝わってきて脱力するしかありません。

思えば今年はずっとそうでしたね。

そうそう、祭りが大盛況であることは、作品そのものの出来をリカバリできないと指摘しておきましょう。

◆山田裕貴さんに北川景子さんら大河俳優の登場に会場は大興奮 家康行列は過去一番の盛り上がり(→link

それが通じるならば、『レジェンド&バタフライ』は成功したことになりますから。

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どうしようもない“事後諸葛亮”本多正信

挙兵を聞いて皆驚く中、ドヤ顔で「わかっていましたw」と語る本多正信が心の底から鬱陶しい。

こういうのを「事後諸葛亮」と言います。

何か起きたあと、カッコつけてスカした顔して、わかっていたとイキリ散らす。本作の正信がまさにそうですね。

あの気取った口調、顔つき、全てが不愉快極まりなく、加齢も表現できていません。

それでも他の連中がボンクラすぎて、相対的に賢く見えるのがどうしようもない。

『パリピ孔明』はちゃんと諸葛亮なのに、こちらは「事後諸葛亮」か……何もかもが虚しいですね。

あまりに幼稚で陳腐な今年の大河に嘆いている皆さんは、お試しに司馬懿ドラマでも見てみてください。

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三国志長編ドラマの傑作『三国志〜司馬懿 軍師連盟〜』は鎌倉殿ファンにもオススメ

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権謀術数うごめく本物の政治劇は、三国志好きでなくても大いに楽しめますよ。

なんせ86話にわたって緻密に描かれているので、ボリュームも十分です。

 

どうする「ステルス出演」

今年はすごいパワーワードが生まれます。

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「ステルス出演」ってなんですか。

「セリフ処理」や「スルー」でよいはずなのに、随分と気遣った言い方ですね。

秀吉の西国政権に対し、東国政権を築いた家康からすれば、伊達政宗は重要な人物といえます。

それすら出さない手抜き作品に対して「ステルス出演で気を持たせていますよ!」と忖度するとは一体何事ですか?

もしかして、当初は出す予定だったとか?

それが実現すれば話題になったと私が思うのは、Snow Manの宮舘(みやだて)涼太さんです。

なにせ彼はファンの相性が“だて様”。リアル伊達様を演じるなんて話題作りに最適でしょう。

なにせ彼はファンの愛称が“だて様”。リアル伊達様を演じるなんて話題作りに最適でしょう。

Snow Manは人気もありますし、華やかな伊達政宗にふさわしいとも思います。

なぜ実現しなかったのか、惜しまれることです。

◆ Snow Man目黒蓮、インスタ開設1日で「松本潤」をぶち抜くフォロワー数の快進撃…嵐に迫る世代交代の苦境(→link

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どうする視聴率と感謝祭

大手メディアの中でも、テレビと並んでジャニーズ忖度が激しいのがスポーツ紙。

この手の提灯記事が未だに堂々と出てきます。

◆嵐松本潤がNHK大河ドラマ「どうする家康」撮了「今までとはまた違った家康像が出来上がった」(→link

今までと違った家康像って、実は無責任な言い方ですよね。

人気が出なかったこと。視聴率が低かったこと。番組に違和感を感じていた視聴者に向けた言い訳にもできる。

提灯記事連発の大手スポーツ紙に対し、忖度なしに好き勝手書けるのが、雑誌系のメディアです。例えばこれもそう。

◆ 松潤、無念!「どうする家康」全話視聴率が大河ワースト2位ほぼ確定(→link

このドラマが不思議なのは、ここまで苦戦しているにも関わらず、呑気にこんなことをしているところです。

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◆ <どうする家康>ファン感謝祭を11月27日開催 松本潤、杉野遥亮、音尾琢真、木村昴、松本若菜、松山ケンイチら集結(→link

この手のニュースで気になるのは、コメント欄が静かなことであり、今年は最初からずっとそうでした。

アンチ記事では盛り上がる。

一方で、提灯記事は誰も付いて来ない。

それでも本作がヒットしているかのように、せっせと記事が配信されるのは、なぜなのか。

 

顰みに倣う

顰(ひそ)みに倣(なら)う。『荘子』

中国、春秋時代の越国に苧蘿村がありました。

東西に施という家があり、その西の家の娘は絶世の美女。胸が痛むと、この西施は眉を顰めます。

「あの思い詰めた表情がたまらない」

「奥深い、絶品だ」

「なんて美しいのか……これぞ絶世の美女!」

そう周囲が騒ぐものだから、東に住む東施も真似て眉を顰めます。

「真似ればいいってもんじゃないんだよ」

「シリアスな顔して眉を顰めればいいと思ってんの? 全然違うんだけど」

「もう、そんな表層的なことだけ真似している時点で何もわかってないよね」

そう東施は呆れられたのでした。

昨年の大河が西施ならば、今年は東施でしょう。

よくこの写真の使用許可が下りたものだ……そう思えるほど緊張感がなくてひどい一枚が以下の記事に掲載されています。

◆NHK大河「どうする家康」タヌキ親父の松本潤に絶賛の声!「老けメイクでも美しい」最終形態はまだまだ先…第41回みどころ(→link

そもそも、晩年の家康に求められるものは容姿の美しさでしょうか?

一方で去年はこうだ。

◆ 小栗旬、北条義時の最期 「納得のいくラスト」 クランクアップで心境明かす NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(→link

顰めた眉間も美しい、これぞ西施でしょう。

こうした姿勢は写真集にもあらわれています。

◆松本潤初のソロ写真集発売、39歳の誕生日から「どうする家康」クランクアップまでを記録(→link

◆鎌倉殿の13人:舞台裏を収めた写真集が発売後即重版 「見ながら泣けてきた」「走馬灯のようによみがえる」の声多数(→link

舞台裏を見せたい昨年と、自分を目立たせたい今年と――精神性の違いは明らかでしょう。

真似ればいいってもんじゃありません。

以下のニュースは本当ですかね。

◆小栗旬 『どうする家康』最終回にサプライズ出演へ!松本潤から直々オファーで実現(→link

顰みに倣う東西対決が起きてしまうのか……。

 

隔岸観火

兵法の時間です。

きょうは隔岸観火(かくがんかんか)。

兵法三十六計の第九計にあたる戦術であり、「向こう岸で燃えている火を見つめていればいい」そんな状態です。

文春砲が契機となり、色々と燃え盛っています。

Arc Timesも取り上げています。

こちらはNGリストに掲載された記者を擁する、ジャニーズにとっての急先鋒であり、

◆【松本潤氏と、NHK若泉元理事の深い繋がり/ジャニ側、ハワイの嵐ライブで利益供与か/木原問題、急にメディア報道】(→link

◆Arc Times(→link

動画を見ると複数のNHK関係者が情報を提供していて、ますます燃え盛ることでしょう。

恐ろしいのは当事者たちですね。

所属タレントの危機意識は薄いようで、今後も燃料投下が続きそうな気配です。

◆NEWS「セクハラ大歓迎」よりひどいライブでの悪ノリ発言「コンプライアンス引っかかる歌、歌いまーす」「お前はNGリスト」(→link

◆増田「セクハラ大歓迎」発言、加藤はNGリストいじり…NEWS全員の相次ぐ“大胆発言”に募るファンの不安(→link

様々な要素から判断すると、今後ますます燃え盛る可能性あり。

大河がこんなことになって不愉快極まりないですが、膿は出し切ったほうがよいのも確かです。

特に今年の大河は倫理がない。

制作チームが苦しんでいるのに褒めるなんて倫理に反しますし、故に私は嫌いなのです。

何を言われようが今さら……華容道を走っているのはこちらではなく、ドラマの方でしょう。

◆第66回 赤壁之戦 (1)(→link

敗走している最中なのに「勝ちました! 盛り上がってます! 感謝祭!」と強がってアピールするとは何事ですか。

そんなの曹操でも呆れますよ。

ドラマに対する意見は、NHKへ直接お伝えください。

◆NHK みなさまの声(→link

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謙信の死後に上杉家が真っ二つに割れた「御館の乱」なぜ景勝と景虎は激突した?

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文:武者震之助(note

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武者震之助

2015年の大河ドラマ『花燃ゆ』以来、毎年レビューを担当。大河ドラマにとっての魏徴(ぎちょう)たらんと自認しているが、そう思うのは本人だけである。

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