土曜日の再放送に合わせて、大河ドラマ『豊臣兄弟』をマンガで振り返る――第25回放送の注目は佐久間・林・安藤の追放劇でしょう!
「相撲に負けたら終わり」
というのはあながち冗談ではなく、家臣団たちの顔は一気に青ざめて。
もし勝てたらどうするんですかね……ということで、さっそくマンガへGO!
森乱

◆普段は、色小姓として美少年のイメージが強い森蘭丸こと森乱さん。
実際は、使者や取次役など、信長の優秀な秘書官といった仕事をこなしており、武闘派ではなかったでしょう。
なんせ父親は、織田家の窮地を救った森可成ですからね。
実は5万石の大名になっている森乱ですが、その後、本能寺の変で敗死したため、あまり知られていません。
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森蘭丸(成利)の生涯|5万石の戦国大名となった青年は信長の色小姓だったのか
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佐久間

◆百戦錬磨!とは言い難いけれど、確かに戦場での経験豊富な佐久間信盛。
なぜ追放されてしまったのか?
色々と理由は考えられますが、信長自身が佐久間に対して「十九ヶ条の折檻状」と呼ばれる文書を出し、むちゃくちゃ追い込んでいます。
詳細は以下の記事へ。
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信長が佐久間信盛に突きつけた「十九ヶ条の折檻状」が辛辣すぎる
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森兄弟

◆あまり知られませんが、森可成には六男がいて、そのうち3名が本能寺の変で討死しています。
トータルでは、6人のうち実に5人が戦死。
唯一人残された末っ子男児の森忠政が跡を継ぎました。
長男:森可隆(伝兵衛)越前・天筒山城攻めのとき19歳の若さで討死
次男:森長可(武蔵守)「鬼武蔵」と恐れられた猛将であり、小牧・長久手の戦いで討死
三男:森成利(乱・蘭丸)本能寺の変で討死
四男:森長隆(坊丸)本能寺の変で討死
五男:森長氏(力丸)本能寺の変で討死
六男:森忠政(千丸)男兄弟の中で唯一生き残り、のちに美作津山藩18万石の初代藩主へ
息子

◆たしかに唐突感は否めませんよねー。
安藤定治は、父の安藤守就と共に、本能寺の変直後に見せ場があるだけに、もう少し骨のあるキャラでも良さそうな気がしたのですが……。
詳細は以下の記事へ。
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安藤定治は本当に武田家へ内通したのか?父・安藤守就の織田家追放の謎
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市の望み

◆京都御馬揃えは、『信長公記』にも記されている、超ビッグイベントでした。
言ってみれば軍事パレードですね。
メンツは、とても書ききれないほどで、よろしければ以下の記事から詳細をご覧ください。
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京都御馬揃え|信長の家臣たちが勢揃いした軍事パレードは衣装もド派手!
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姫和子

◆長宗我部元親のピンク押し感が強かったですね。
元親は、初陣が22才と遅く、そのとき初めて槍の使い方を家臣に教わったと伝わます。
見た目は、色白で優しげな人物だったとか。
だからこそ「姫和子(ひめわこ)」と呼ばれたのですが、史実の元親は、その初陣でいきなり大活躍して、その後、四国でも連戦連勝を飾って、凄まじく豹変します。
そこで次につけられたのが「鬼和子(おにわこ)」という呼び名。
いかにも戦国エピソードな話で、皆さん、大好物な材料ではありますね。よろしければ以下の関連記事でご確認を。
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戦国時代の四国覇者・長宗我部元親の生涯|長男・信親を失い失意のうちに死す
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ちゃぶ台返し

◆長宗我部元親が注目されたことにより、必然的に盛り上がっていくのが「本能寺の変 四国動乱説」でしょう。
明智家は長宗我部家と関係性が深い。
しかし、信長はそんなこと知ったこっちゃねぇ!とばかりに無理難題をふっかけ、光秀が裏切りを頚椎していくという話ですね。
将軍からの手紙

◆なぜ明智光秀は本能寺の変を起こしたのか?
その結論はなかなか出ず、黒幕は豊臣秀吉だの、徳川家康だの、正親町天皇だの、諸説入り混じったダンゴ状態。
今回は四国動乱説と足利義昭黒幕説のミックスパターンで来そうですね。
実は、本能寺の変の動機は、以下の記事にあるように、
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本能寺の変|なぜ光秀は信長を裏切ったのか 諸説検証で浮かぶ有力説とは
続きを見る
50以上もの説が提唱されていて、なかなか確定には至りそうにありません。
皆さんは、どう思われます?
よろしければFacebookやエックスにてコメントお待ちしております!
◆『豊臣兄弟』総合ガイド|秀吉と秀長の生涯・家臣団・政権運営等の解説
参考文献
黒田基樹『羽柴秀長とその家臣たち ―秀吉兄弟の天下一統を支えた18人―』(2025年6月 KADOKAWA)
河内将芳 編『図説 豊臣秀長 ―秀吉政権を支えた天下の柱石―』(2025年3月 戎光祥出版)
文:五十嵐利休
【参考】
豊臣兄弟/公式サイト







