それでも四面楚歌である状況に変わりはなく、
・上杉
・本願寺
・毛利
・武田
・松永
・宇喜多
・波多野
・赤井
など名だたる大敵に囲まれ、例えば上杉謙信相手には【手取川の戦い】で大敗を喫するなど、いわゆる【第三次信長包囲網】に苦しんでいた。
しかし、局面は急変する。
上杉謙信の死で北陸方面の懸念が薄まり、一気にパワーバランスが崩れていたのである。
信忠(信長の嫡男)が戦功重ねる一方秀吉はピンチに!まんが日本史ブギウギ166話
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手取川の戦いでは戦線を離れてピンチに陥った豊臣秀吉も、戦功挽回のため中国進出を本格化させ、信長包囲網に参加する大名、武将たちの間にも綻びが出始め――マンガ「日本史ブギウギ」第167話スタート!!
支城攻略
◆三木城の別所長治に裏切られ、再興を願って奮闘していた山中鹿介(山中幸盛)は戦死。
山中鹿介(幸盛)は戦国一の忠義者? 七難八苦に立ち向かった苦難の生涯とは
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一時は中国攻略に暗雲立ち込めた豊臣秀吉は三木城を包囲します。
海上ルート
◆荒木村重が信長を裏切り、毛利へ。
なぜ荒木村重は信長を裏切ったのか?妻子を無惨に処刑され道糞と蔑まれた生涯52年
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毛利家の補給を頼ろうとしますが、かつて織田水軍に圧勝した毛利水軍(with村上水軍)は、逆に大敗してしまいます。
鉄に覆われた鉄甲船に【焙烙玉】という必殺の武器が通用しなかったのです。
信長考案の鉄甲船~毛利・村上水軍を破ったのは鉄に覆われた巨大船だったのか?
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戦国時代に船を鉄で覆う(鉄甲船)なんて可能だったのか?
というと、記録自体もかなり怪しいもので、存在はあやぶまれるところですが、船の一部を覆うなどしても効果があったのかもしれません。
いずれにせよ補給路を断たれた、荒木村重は追い込まれます。
輝元上洛?
◆毛利は天下を目指さない――。
そんな方針の前に、上洛を促す足利義昭の声は届きません。
なぜ足利義昭は信長と共に上洛しながら一人京を追い出されたのか 流浪の生涯を辿る
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しかしそれが……。
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