どうする家康感想あらすじレビュー

どうする家康感想あらすじ

『どうする家康』感想あらすじレビュー第8回「三河一揆でどうする」

財政難の三河なのに、年貢を払わないなんておかしい――。

確定申告のこの時期、脱税を許さない我らが神の君が、悪徳宗教と戦います!

 


あらすじ:おじさん構文バージョン

(^0^)/ヤッホー

オイラが頑張って大河を説明しちゃうゾ(^_-)-☆

みんな元気にしてるカナ? 三河はお金がなくてピンチ!(^_^;)家康ちゃんをタスケテ(*•ω•*)

そんな、ピンチの、時なのに、脱税している、悪党どもが、いるんダゾ!

よーし、そこから年貢を取り立てだ!(≧▽≦)

でもそしたら、怪しい一向門徒が、一揆を起こしてピンチ(~_~;)

こうなったら本気出しちゃうゾ!(·∀·)

豪華な甲冑の家康チャンは、まるでプリンスダネ!( ̄∇ ̄)

なのに、軍師がいるから勝てないンダ(ノД`)

軍師は誰だ? そのオチにびっくり!(・Д・)

なんか、ちょっと、愚痴ってイイ?( *`ω´)

史実がどうだとか、ウルサイ奴、いるじゃんo(`ω´ )o

でもドラマならアリだよね*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*

それを、いうなら、将軍が、女のドラマ『大奥』トカ流してるし^^;

オイラは、春日局といえば、大原麗子さんを思い出すんダケド、スケバン刑事が春日局なんてビックリダネ!(@_@)

イケメンと、エロいことしてるから、好評なのカナ?^^;でも、イケメンなら、大河も負けないゾ˚✧₊⁎❝᷀ົཽ≀ˍ̮ ❝᷀ົཽ⁎⁺˳✧༚

はい、顔文字変換はこのへんにしまして。

 


どうするオープニング

先日『鎌倉殿の13人』のオープニングを聞き返して感動しました。

あの躍動感。

何かが始まる期待感。

そして今年の大河のテーマを思い出そうとしたのですが、全然浮かんでこない。

オシャレな通販カタログみたいなアニメとあいまって、全く印象に残らないのです。

どうしたものでしょうか。

今更といえばそうです。

とはいえ、この音楽に使い道があるとは思いますね。

睡眠導入に使えそう。楽しい夢が見られそうですよね。

 


どうする漢籍

漢籍を取り入れてウケ狙いをしたい気持ちはわかった。

しかし、なぜ、立ったまま読みますか?

書物は座って読みましょう。

もしかして二宮尊徳の銅像でも参考にしたのならお門違いです。あれは貧しくとも勉学をせねばならない、そういう環境だからこそあの像となりました。

しかし、家康はそうではありません。

『鎌倉殿の13人』でも最終回は座って読んでいました。

漢籍学習の表現にはいくつかポイントがあります。

・書見台を使いましょう

・座った者同士が互いに解釈し合う様を見せましょう

・『論語』以外も読みましょう

『大奥』はこうした要所を押さえていて、しかも孔孟から老荘へ扱う内容が移ってゆくことで、登場人物の心情まで描いていました。

それと比べ本作は、あまりの落差に驚きつつ、もしかして漢籍の考証担当者をすべて奪われてしまったのか?と心配になるレベルです。

あるいはこれも「フィクションならあり理論」かもしれませんが……。

ともかく漢籍は落ち着いて読むべきもので、イントネーションもある。

家康も義元もハキハキしすぎていて、あまつさえ叫び出すし、あまりにも無茶苦茶。

『麒麟がくる』の長谷川博己さん、『大奥』の山本耕史さんと比較すると悲しくなってきます。

徳川綱吉を演じた仲里依紗さんは時代劇が初挑戦なのに、しっかりと漢籍を読み上げていて素晴らしかったものです。

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一方、家康を前にした今川義元の、しつこく時間稼ぎのような振る舞いはどうしたものでしょうか。

「民が主」というならば、それこそ漢籍引用でピシッと〆られるはず。

君なる者は、舟なり、庶人なる者は、水なり。水は則ち舟を載せ、水は則ち舟を覆えす。『荀子』

君子は船で、民は水である。水は船を載せ、また水は船をひっくり返す。

荀子は範囲外でしょうか。

それにこの場面は今川義元でなく、太原雪斎を出した方がよかったと感じます。

今川家を舞台にしておきながら、寿桂尼と太原雪斎が出てこないのが、あまりに不自然です。

なお、大河ドラマが常に稚拙な漢籍引用になっているわけではありません。

本作や2021年『青天を衝け』の程度が低すぎるだけで、近年の大河では『麒麟がくる』は完璧でした。

チャンネル銀河で4月から放送されますので興味のある方はぜひ。

◆4月以降のおすすめ番組 │ チャンネル銀河(→link

戦国時代の大河ドラマは、やはりいいものですよ。

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