貴族社会が制度疲労で限界を迎え、武士たちの力が急伸した12世紀半ば。
平清盛から源頼朝へ、そして北条氏、足利氏へ――と、権力の主役がめまぐるしく交代しながらも、頂点にいたのは常に「武士」でした。
中世は、武力を背景に政治が動き、やがて法的整備も全国へ広がっていく時代。
一方で、室町幕府も中盤を過ぎると応仁の乱をきっかけに戦国時代へ突入し、再び混乱の世が始まります。
本ページでは、そんな源平~鎌倉~室町の時代を流れに沿って解説。
人物・事件・文化などをまとめてご紹介します。
源平争乱(1156~1192)
保元元年(1156年)【保元の乱】で平清盛が台頭し、源頼朝が征夷大将軍に任ぜられた建久3年(1192年)まで――。
どのように平家が台頭し、源氏の頼朝へ権力が移り変わっていったか。
大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の序盤から中盤にかけて描かれた、全国的な争乱の時代を振り返ります。
鎌倉殿の13人の登場人物
- 後白河法皇の生涯|頼朝に大天狗と警戒された老獪政治家
- 平清盛の生涯|貿易利権を操ったインテリ武士
- 平維盛の生涯|富士川で惨敗後はどうなった?
- 源頼朝の生涯|伊豆に流され蜂起して鎌倉幕府を設立
- 北条時政の生涯|なぜ権力欲と牧の方に溺れたか
- 北条義時の生涯|殺伐とした武家社会を乗り切る手腕
- 北条政子の生涯|頼朝と義時の鎌倉幕府を支えた尼将軍
- 北条宗時の生涯|最期は祖父・伊東祐親の軍に囲まれ
- 阿波局の生涯|義時の妹は野心家だった?実朝将軍で陰謀画策
- 三浦義明の生涯|孫の畠山重忠に攻められ討死
- 大姫の生涯|頼朝と政子の娘は婚約相手を殺され
- その他ただいま準備中
源平時代の人物
- 身内争いで死んだ源氏リスト|頼朝の叔父・源義賢も甥に討たれ
- 関東に拠点を築いた坂東八平氏|なぜ清盛に従ったり源氏についたり?
- 平重盛の生涯|清盛の長男ゆえのストレス死だったか
- その他ただいま準備中
源平時代の合戦・軍事・政治
- 平治の乱 1160年|平家の天下を決定 勝因は清盛の政治力だった?
- 壇ノ浦の戦い 1185年|源氏vs平家の最終戦はどんな戦いだった?
- 義経が海戦で活躍できたのは三浦氏がいたからこそ
- 鎌倉奥州合戦考察|奥州藤原氏は頼朝に兄弟不仲をつけこまれた?
- その他ただいま準備中
源平時代の文化・風習・宗教
- 平泉の中尊寺~奥州藤原氏の無念
- 刃傷沙汰にもなった鎌倉御家人の宴会は命懸け!
- その他ただいま準備中
鎌倉時代(1192〜1333)
源頼朝の外戚として、権力争いに明け暮れ、そして頂点に立ったのは北条氏でした。
大河ドラマ『鎌倉殿の13人』でも描かれたように、粛清や争いが続いた結果、源氏はやがて滅び、北条氏による執権政治が確立します。
いわゆる鎌倉時代の到来――その期間にどんな人物が輩出され、いかなる事件が起きていたのか。
鎌倉殿の13人の登場人物
- 畠山重忠の生涯|時政と牧の方にハメられた悲劇の最期
- 三浦義村の生涯|義時の従兄弟は冷徹に一族を率いた
- 二階堂行政の生涯|孫が伊賀氏の変を起こすも本人は超マジメ
- 土肥実平の生涯|初戦で敗北の頼朝を支え後に西国守護
- 比企能員の生涯|なぜ丸腰で北条に討たれたのか
- 源頼家の生涯|頼朝と政子の長男は伊豆で暗殺され
- 頼家の正室で公暁の母・辻殿|祖父は伝説の武人・源為朝
- 源実朝の生涯|朝廷と北条に翻弄された生涯28年
- 北条泰時の生涯|人格者として称えられた三代執権
- 「尼将軍」評価の変遷|北条政子像が時代によって違う理由
- 藤原兼子の生涯|後鳥羽上皇の乳母から出世して政子と対談
- 平賀朝雅の生涯|時政と牧の方に担がれた婿殿は将軍の座を狙っていた?
- 北条泰時の生涯|人格者として称えられた三代執権
- その他ただいま準備中
鎌倉時代の人物
- 只今準備中
合戦・軍事・政治
- 阿野全成殺害事件|頼朝の弟はなぜ頼家に殺されたのか?
- 牧氏事件(牧氏の変)|新将軍擁立を画策する時政が義時と対立
- 北条泰時が制定した御成敗式目には何が書かれている?
- 宝治合戦|三浦までもが北条に滅ぼされた壮絶な戦い
- その他ただいま準備中
文化・風習・宗教
- 鎌倉大仏は誰が何のために作った?|なぜ外に座っている?
- 曹洞宗の宗祖・道元の生涯|弟子・懐奘との師弟愛に感涙
- 大鏡・今鏡・水鏡・増鏡の「四鏡」それぞれ何を記述?
- その他ただいま準備中
その他
- あまりに不気味な頼家の仮面と『修禅寺物語』死直前の恨みが込められている?
- 頼朝や義時の墓はドコにある?兵どもの夢の跡を巡る 鎌倉観光Googleマップ付き
- その他ただいま準備中
室町時代(1336〜1573)
後醍醐天皇の主導で鎌倉幕府を滅ぼしながらも、建武の新政は混乱の幕開けとなりました。
足利尊氏が京都に室町幕府を開くと、南北朝の分裂を経て、三代将軍・足利義満が全国を統一。
義満は日明貿易を再開するなど、対外交流にも積極的でした。
やがて応仁の乱を機に幕府の権威が低下し、戦国時代へと時代は移っていきます。
人物
- 後醍醐天皇の生涯|味方のはずの公家からも大クレーム どこで何を間違えた?
- 足利尊氏の生涯|カリスマと不安定が同居する武人
- 足利義詮の生涯|尊氏の跡を継いだ二代目はこうして難局を突破した
- その他ただいま準備中
合戦
- 湊川の戦い|南北朝の勇将たち「尊氏・師直・義貞・正成」が激突!
- その他ただいま準備中
文化・風習・宗教
- 【義満】勘合貿易(日明貿易)は利益20倍で爆儲け
- その他ただいま準備中
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