まんが『大河ブギウギ 光る君へ編 第31話』そんな刺激的な書き出しヤバいって！

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物語

◆蔵人に渡して中身を読まれたら、帝に届く前に廃棄されてしまうかもしれませんしね。

んで、一体それはどういう内容だったのか？

◆道長から帝へ送られた物語とは？

まるで藤原定子を溺愛していた一条天皇とでも指摘できそうな、帝と桐壺の更衣の話。

つまり『源氏物語』であり、その書き出しは以下のとおりです。

いづれの御時（おほんとき）にか、女御（にょうご）更衣（かうい）あまたさぶらひたまひけるなかに、いとやむごとなき際きはにはあらぬが、すぐれて時ときめきたまふありけり。

いつの帝の治世だったでしょうか。女御や更衣など多くの女性が仕えていた中で、たいした身分でもないのに格別に寵愛を得ている女性・桐壺の更衣がいました。

主人公はご存知のとおり、その後に生まれてくる光源氏でありますが、帝にとってはかなり刺激的な書き出し。

作家としては確信を持って。

編集者である道長としては自らの進退もかけて。

そんな心意気だったでしょうか。果たして一条天皇がどう思うか。その続きは翌週へ乞うご期待！

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漫画：アニィたかはし
文：五十嵐利休

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