大河ブギウギ光る君へ第8話

大河ブギウギ光る君へ編 光る君へ

憎き道兼に琵琶を奏でて まんが『大河ブギウギ 光る君へ編 第8話』

2024/03/02

毎週土曜日13時50分に『光る君へ』をマンガで振り返る――。

第8話は、藤原兼家がぶっ倒れて明日をも知れぬ状態に……と思いきや、道兼を使って何やら陰謀を働かせている。

安倍晴明も絡んで花山天皇を引きずり降ろそうとしていて、一体、何を考えてんの?ということで、さっそく漫画で振り返ってみましょう!

 

サロンの噂

◆ジワジワと道長の婿入話が源倫子にも打診され、徐々にその気になってきてますね。

その道長はまひろに心を奪われていますが、身分の差だけではなく、母の仇・道兼が実兄ということもあり、事態は複雑怪奇。

互いに背負うものが重すぎて……。

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父危篤

◆なぜ吉田羊さんなんだ?と話題になった藤原詮子。

ドラマ開始直後は、若すぎる詮子を演じて異論が噴出していましたが、今に至り、彼女を起用した理由に皆さん納得いってますね。

とにかく強い!

そして、したたかで賢くて、陰謀LOVE――自分で「父に似ている」と言ってはいましたが、いやいや、超えちゃってんじゃないの?

後に、権力の頂点に立つ道長も、詮子の思惑がバリバリ反映されていますね。

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祟りじゃ

◆思えば花山天皇も不憫です。

エキセントリックな面が強調されていますが、よく見りゃ自身の感情に素直に生きているというか、純粋というか……。

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まぁ、だからこそ藤原兼家に隙を突かれてしまうわけで。

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アニィたかはし

漫画家。現在は武将ジャパンにて、まんが『大河ブギウギ べらぼう編』シリーズを連載中。 2014年より歴史漫画家として活動を開始し、2015年には連載作品をまとめた商業コミック『織田信長の戦国ブギウギ』(鉄人社)を全国発売。 以降、独自のポップ表現と歴史知識を融合させた「ブギウギシリーズ」を継続し、戦国・江戸・幕末など幅広い時代を題材とした作品を制作している。 2024年からは大河ドラマの各回を題材にした“ドラマ考証型マンガ”へと表現領域を拡大し、作品の幅をさらに広げている。 ◆主な著書 『織田信長の戦国ブギウギ』(鉄人社、2015年、ISBN:978-4865370324) ◆国立国会図書館データ https://id.ndl.go.jp/auth/ndlna/001200494

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